リカスタムについて!
皆様、いつもカスタムご利用いただきまして有難うございます。
ではここでリカスタムについて当工房での私見、考え方を書いてみようかと思います。
まずはリカスタムについてご説明させていただきます。
★★★リカスタムとは?★★★
依頼者様ご自身がカスタムしたエアガンの手直し、個人チューナー様がカスタムしたエアガンの手直し、カスタムショップ様がカスタムしたエアガンの手直し。
、、をさします。この”リカスタム”という用語はエアソフトガンの界隈では僕が最初に言い始めたのかもしれません、、、、SNS上では僕が”リカスタム”というワードを使い始める以前は聞いたことがなかったワードでしたので、、(ですがこの用語を自分以前に使い始めていた人がいたらすみません)。
、、ではここでご説明した”手直し”とは?、、、、ご説明します。
①前にカスタムされたカスタムレシピから違う仕様のカスタムレシピに変更する、、、、例えますとハイサイDSGカスタムからサイレントカスタムSSGギアカスタムに変更する、、とかです。手直しというよりかは他の仕様にカスタムします。その時に当工房のノウハウと技術で作り変える事を指します。
②前のカスタムの不具合箇所だけを手直しする、、、、例で例えますと配線切れ(主にハンダ不良)、スイッチ摩耗、配線の炭化、チャンバー関連組み込み不良、ノズルセンター&ストローク調整、ピストンタイミング不良、、、、etcと多岐にわたります。これらの不良はエアガンの中身を空けてパーツを調べてみると解ります(計測器を使うこともあり技術が問われます)。
③前のカスタムの不具合ごとすべてカスタムし直して新たに施工する当工房カスタムに中身をそっくりと作り変える、、、、例えますと不具合を直すよりも当工房の基本的なカスタムメニュー(例えばロングレンジカスタム)のカスタムを申し込んでいただいてそのカスタム料金でついでに直してしまう(不具合パーツの交換代金は別ですが不具合直しの工賃はほぼかからない)。
、、となります。当工房ではほぼ③を選ばれるお客様が多いです(約9割)。
いかがでしょうか?、、、リカスタムのことを少しご理解頂けたかと思います。
ではここでリカスタムについて個人的な私見を書きたいと思います。
リカスタムまでの流れでお客様に、、
”どこでカスタムされました?”
”運用期間、発射数、銃は新品からカスタム?、バッテリーの使用電圧は?”
、、を詳細に聞くことがあります(中身があまりにも酷い時は)。
では何故、前のカスタムされた内容を聞かないといけないのか?、、、それはリカスタムの工期を早めるのに、、またリカスタム後に不具合がまたでないようにするのにとても重要な事だからです。
ですのでお客様に完璧なリカスタムで銃をお渡ししたいと思っている自分といたしましては聞きざる負えない時があります(もちろん、お客様が答えられない時は聞きません)。
ですがお客様に聞いた事を100パーセントそのまま参考にしてリカスタムを行うことは絶対にありません(重要)
あくまで中身を空けた時のパーツの状態、試射した時の状態での、銃を受け取った時の状態を診ます
リカスタム前のチューナー様、カスタムショップ様の技術やカスタムを考察することはないです(あくまで「もしそうならば?」、、という前提でお客様にお伝えします)
、、、何故なら受け取ったリカスタム前の銃の状態(使用状態、使用環境など)や、本当のカスタム履歴はわからない(確認が取れない)。
また、いろんなカスタムの考え方があり、カスタムの仕方が一つの答えしか無い訳ではないからです。
ですので当工房では黙々と不具合パーツの不良個所を写真に撮り、それをお客様に見せて技術的、科学的に事細かくお客様にご説明するだけです。
いろんなカスタムレシピの答えが複数ある場合はそのパターンもお客様にしっかりとメリット、デメリットをご説明したうえで前のカスタムのレシピで行くか当工房のカスタムのレシピで行くをお客様にご説明いたします。
、、、というスタンス(私的な思いも含めて)で当工房ではリカスタムを行っています。
当方はチューナーとしてまだまだ技術は未熟ですのでしっかりと新しい技術がエアガンで採用されれば積極的にそのメーカーに伺いまして勉強したりします(主にFCU関連、モーター制御関連)。
当工房ではガスガンのカスタムは受け付けていませんので今後ガスガンのカスタムレシピを当工房のHPに載せれるようにガスガンに強いショップ様に勉強に行く予定です(マニアックすぎるガスガンのカスタムができるように)。
、、、、ということで今回はリカスタムについてご説明させていただきました。
電動ガン(あと電磁弁、、こちらは少しセンシティブ)のリカスタムでお悩みのお客様は是非とも当工房までご相談を!
、、、マガジン問題のアドバイス、、依頼銃の特徴から最適なカスタムのご提案、運用方法、耐久性までをとことん技術的、化学的に詳しくご説明します!
それではまた!
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