またまたG&G MG42の不具合報告!
ロット番号300番台のMGは何とかカスタムできました(それでもインナーバレルは交換です)。
ほっとしているまもなく次のロット番号1000番台のMG42のDSGカスタムです。
自分の方も流石にロット番号300番台よりも一気に進んだ1000番台のMGは不具合が修正されいるだろうと思って軽い気持ちでカスタムに挑みました、、、が、、、、とんでもなかったです!、、、なんと1000番台のほうが不具合多いです!、、、なのでお客様からMGをお預かりしてから2~3ヶ月経ちますがまだカスタムが終わっていません!。
東京マルイ様や日本のメーカー様はロット番号が進んでいくと初期ロットの商品の不具合を改良してよりよい商品になって世に出ます、、ですが中華は逆のようですね(もちろん例外のメーカーもあります)、、非常に参りました。
1000番台のMG42は300番台MGでご説明した不具合のプラスてなんとCNCメカボの加工不良が凄いです。まずはここ!
画像の六角ドライバーで指しているところにタペットが通るところです。タペットのガイドの役目もしているのかも知れません。ここの採寸が0.3mmほど他の正常のMG42メカボよりも出てしまっていてタペットがこうなってしまっています。
画像のタペット上部に擦り切れて傷が付いていますね、、、ココがメカボの0.3mmほどの出っ張りに当たり動きが阻害されていた訳です。また、1000番台のMGのメカボの工作技術が良くないです、、、証拠に、、、
タペットスプリング下のメカボの壁に丸い形状の傷が無数についていますね!、、これはCNCメカボを作るときに7075アルミのインゴットから切削ビットを使ってメカボの形に削っていくのですがこの加工するときに使う切削ビットの交換をケチっているのか、、ビットを変えるのが面倒なのか切れない切削ビットで削るからこのような酷いツールマークが残ると思います(技術力の低い人が製作したのかもです)。
うる覚えですが100番台のMG42のメカボは綺麗だったと思います。ですのでメカボの品質が悪くなっているのは確実です。中華特有の現象でしょうか?
ここで今まで自分が体験した中華CNCメカボの事例を挙げます。
、、、昔にCNCメカボがSHS、SS,COREなどから多数出ていました。ですが今は姿を消しましたね。これは今回のMGのCNCメカボのように品質がよくなくて不具合が出まくったのが原因だと思います(自分も粗悪なCNCメカボを買ってしまって痛い目に会いました)。コンスタントにリカスタムの依頼で中華製のCNCメカボが入った銃のカスタムをしますが不具合のあるメカボが非常に多いですね。
非常に困りました、、、。
流石にメカボの採寸が違っていると不具合を追いきれません。これはひとつずつ原因を究明していって不具合を直していくしかないと思います。
現在もいろんなロットのMGの情報を集めながら不具合を直す作業に追われていますがこのような不良が続くようならMGのカスタムを一旦やめたほうがよさそうですね、、。カスタム費が大幅に上がりますがマルイ様のP90の中身を入れて加工するほうがよいのかもしれません。そのことも視野に入れつつ今日もカスタムを頑張ります。
それではまた!
PS
最近はタボールのカスタムも増えています。タボールはサイレントカスタム+ロングレンジ+プチハイサイのカスタムを施すと凄く強い銃に生まれ変わりますよ~~!
(タボールのV型スイッチです、、しっかりとオムロン製の交換したいところですね)