トリガースイッチの検証!
最近はまたカスタム業も忙しくなってきました。MG42二丁にARPシリーズが3丁、、、最近は勢いのあるG&G製の銃のカスタムが多いですね、、。自分のカスタムした銃でゲーマーさんがフィールドで気持ちよく撃って貰って笑顔で家路に帰って貰う事を想像しながらがらカスタムしております。
今日はトリガースイッチについて解説していこうと思います。
皆さんもトリガースイッチが焼き付いて交換したことがあると思います。まあ交換するパーツがその銃の純正なら半田付けさえできれば簡単に交換できますね!。ですが実はここのパーツ交換&カスタムでトラブルが出てしまうとまず普通の人では直せない重要なところだと思います。
症状としては、、、
①セミが利かない、、または不安定になる!
②フルは撃てるけどもセミで撃つの一発撃った後にトリガーが利かなくなる。
③トリガーセーフティーが利かない!
④そもそもトリガーが動かない!、、一発も撃てない!
、、などなどです。
このような症状はこんな修理やカスタムをしたときに出ます、、、
①スイッチをそのままでメカボを社外に替えた!
②カットオフレバーを変えた!
③トリガーを変えた!
④配線を変えた!
⑤物凄い安い(新品価格で2万以下くらい、、)銃を買って撃ってみた!
、、、となります。
スイッチのトラブルはその構造を深く理解しないと(カットオフ機構とそのパーツのマテリアル自体の素材の特質)まず治せないです。直せる人も沢山いると思いますがカットオフ関係はどこに不具合があるか一丁一丁違うのと、このスイッチパーツが全てマルイの形でコンマ何ミリ単位で寸法が合っていたり、メカボもマルイと同じ寸法ならトラブルはないのですが世に出ている星の数あるメーカーのスイッチパーツとメカボがマルイと微妙に寸法が違うのでどうしても不具合が出てしまいます。これは金型をマルイのコピー、、そのまたコピーとしていくとパーツの寸法が微妙に違くなってきてしまうからですね、、。
ここの違いは見た目だけでは分からない(見た目は全く一緒のパーツに見えますがコンマ何ミリでサイズが違うから)のでいくら組み直しても不具合がきえないんですね、、。
★一つトラブルの例をあげます★
添付画像を良く見てもらうと分かるのですが上のオレンジのスイッチパーツはクライタックのトリガーパーツでその下がCAのスイッチです。よく見るとクライタックのスイッチの方が若干コンマ何ミリ太い設計になっています。このクライタックのスイッチをCAのメカボに移植すると一発だけ弾は出ますがそれ以上は弾出ません、、、何故かというとクライタックが若干太いスイッチの為にそのスイッチが入るスイッチのベースとのサイズが合わずにセミで一発撃ってスイッチがカットオフレバーで跳ね上げられてリターンスプリングで戻る所をサイズ違いでクライタックのパーツがスプリングで戻らなくなるからです(キチキチでパーツが動かない為)。
これはほんの一例で、僕がトラブル処理した中でも、、、。
①メカボの寸法違いでスイッチが動かずにトリガー利かない!
②スイッチがカットオフで戻ってもトリガーにパーツが引っかからずに撃てない!
③トリガーパーツのメカボ側のストッパーの採寸が違う、、または折れてる(曲がってる)ために②の状態になる!
④そもそも採寸違いでカットオフの跳ね上げの突起にスイッチパーツの突起がからない!
⑤セクターギアがカットオフに干渉してカットオフが動かない!
⑥セクターギアの間欠ギアの歯がトリガーストッパーに接触!ストッパー折れる!
、、、、etcです。
、、もうたくさんありすぎて書ききれないくらいです。今まで沢山色んなところからたらいまわしにされた不具合銃を治してきましたが上の不具合の項目が二個以上重なっている銃を治すにはホント大変で大変で、、、泣きたくなりますね!
ですがこの経験がFCUのトリガーカスタムやハイサイカスタムした時のバースト防止加工に非常に役に立っていますので苦労してきた甲斐もあったと思います。怪我の功名ですかね、、。
皆さんももしもカスタムしていてトリガーのトラブルに見舞われたら少しトリガーパーツとカットオフレバーとにらめっこしてメカボと格闘しても面白いんじゃないかと思います。どうしても不具合治らなくてパーツを純正に戻したくない場合は手っ取り早くFCUを入れてしまうのも手ですよ。G&G、アレス、不知火、ジェフトロン、タイタン、、、スイッチトラブルから解放してくれます!セミのキレも良いですしねFCUは、、、。