G&G製 MG42 カスタムその後、、
今、リカスタムしているMG42ですがやっと補修部品が入ってきて(一ヶ月かかった)本格的なカスタムに取り掛かりました。
もう何丁もハイサイ33カスタムと電動ドラムマガジンの作り直しやってるんでお手の物でドンドンカスタム進みま、、、、いや、進みませんでした!
今回のMG42は新品ですぐに壊れず結構な数(1万発くらい)撃ててしまったのでいつものようには行きません!!、、ちょっと予想はしていましたが不具合が出まくってしまいました。
まずはここ!
タペットスプリングです。
見た目はちょっとヤレてる程度ですがもう伸び縮みしません!、、、よってノズルが戻らないので圧縮抜け起こしてBB段飛びません!。この押しバネのサイズは3×0.7mm×25mm位、、。直径に対してバネ径が太すぎます!これではすぐにバネがヘタリます、、しかも台湾製です。日本ではこのような特殊な規格のバネはまずないですね、、、困りました。
じゃあ日本の規格のものが入るようにメカボを改良しようとしてもメカボ側にスプリングが治まるスペースはないです(CNCなんで加工も出来ません)。
困りましたがバネ屋さんに行って規格物バネをちょっと加工しなおして使うことにしました。
これです。
これでオリジナルとバネピッチもコイル数も寸法も自由長もすべて一緒にしました。しかも日本製のバネなんで動きは全然よくなりましたね。
次にこのMGは本体のアウターが収まるフレームが結構歪んでいてチャンバーを加工してもチャンバーとノズルのセンターが取れません!なのでノズルを削り、何度もバレルチェンジ機構を作動させてチャンバーとノズルが交渉しない良いクリアランスを確保する必要が、、、。
また、タペットに対してチャンバークリアランスが大きくなったのでタペットも加工して初速漏れを防ぐようにしました。何気にこの作業は技術と根気が要りますね、、。
因みにノズルはメタル製の段付きノズルです(画像は加工途中です)
このようにすべての調整&加工が終わって試射を何度も繰り返して完成しましたが僕がカスタムしたMGの中で今回のMGの性能は真ん中くらいの性能にすることが出来ました。最初の不具合の状態からすると良好な結果ですが僕がカスタムするノーマル電動ガン(普通のM4とか)の中ではあまり性能はよくないです、、。これ以上は元の不具合や元々の性能がありますからこれ以上の性能UPは無理です(歯がゆいですね、、)
でもバレルチェンジシステムという毎回チャンバー位置が変わってしまう欠点を抱えた銃にしては良好な結果かもしれません。今回のMGは発射数が多くそれに伴った不具合がとても多くてカスタムに苦労しましたが新品のMGからカスタムすれば不具合が出る前にある程度の予防策が出来たと思います。また、重要な事を言います!!
””MG42のドラムマガジンは新品で一回も使わずに当工房にカスタム依頼して下さい!、、ちょっとでも動かすと給弾ユニットに深刻なダメージが入りますので当工房が中身を作り替えても給弾能力が著しく落ちる場合があります!!””
、、です。このマガジンの給弾ユニットは替えがないのでここだけは作り替える事が出来ないからです!、、。給弾ユニットに不具合出ると弾道にも影響しますので新品で暫く使えても使わないでくださいね、、、。
G&G製のMG42を買ってサバゲで使う予定がある人は新品からカスタムしたほうが俄然良いカスタムが出来ると思いますのでご参考にしてみてくださいね!この銃は所有者の”愛”がなければ駄目な銃だと思いますよ!
それでは~~~!!