不知火最新型FCUの取り付けの注意点
ハイ、巷でうわさの不知火FCUの取り付けの注意点を少し書こうかと思います。というかFCU全般に共通する注意点を書きます。
まずはここ!
不知火のようにセクター回転カムを直接マイクロスイッチで検知する種類のFCUは稀にココが当たる場合があります。ギアに当たらないようにセクターギアの動作確認も入念に確認して加工してみてください。
次はここ!
このセクターのカムを回転検知スイッチで拾います!このスイッチのクリアランスと軸受けの出っ張りは特に注意が必要です。慎重に加工&調整しないと不知火のマイクロスイッチの突起がすぐに折れますしスイッチ本体も簡単に壊れてしまいます。銃のロット違い、成型不良は特に注意してください。ちなみにタイタンはセクター検知はオプティカルセンサーですがグリスの飛び散りやセクター自体のガタでセクターがセンサーに当たって壊れる不具合もあります。慎重に調整してみてください。
次はここ!
この部分はFCUのマイコン部と上に乗っかるパワー部を繋ぐピンヘッダと言われるピンの受け側です。不知火は現状考えられるヘッダの中では理想的なパーツ強度(等ピッチ)と基盤のハンダ付けがされていますから丈夫ですがすべてのFCUが同じ構造ではないです。しかもハンダ付けが甘いものもあります。ですのでパワー部の配線等のテンションを考慮して取り付ける配慮が必要です。
また、マイコン制御部の基盤にメカボとフレームのアース電流が流れないように工夫も必要です。電動ガンは外で使われますから水の浸入やゴミで簡単にショートする可能性があります。
メカボの中の稼働部パーツの動きを確認しつつFCU基盤の取り付けを行わないと高価なFCUが簡単に壊れます。また、よくFCUを壊す人は(プロショップ含む)何故、FCUが壊れたか全く判っていません(電気の知識や技術がないからです、、これはしょうがないです)。
ぶっちゃけてしまうと海外のFCUは成熟していて日本製のFCUは発展途上でした!、、、が不知火の光センサーバージョンの登場でコスト面、運用面、性能面で海外製を超えてしまいましたので(キメラ除く)もうFCUで困ることはなくなりました。
2~3年前は、、
ハーフピッチ(画像はピッチ幅1.25mm)のピンヘッダを使ったりして銃ごとのスペースファクターを考えてFCUの改造を行い、バージョン2用のFCUをタボールやL85などのその銃専用のメカボックスに入れたりしていましたが今は色々とPICマイコンプログラムの性能UPやFETの安定度、誤作動の心配がないので(僕はPICのことは専門外です)安心して改造も出来ます。FCUが出たてのときはPICのAD変換、DA変換の電圧管理プログラムに欠陥があってPICのCPUの処理スピードが全然安定してなかったです。キャパシター入れたりFCUだけ別電源を仕込んでも改善せず悩んだ記憶があります。FCUのメーカーもPICとそのI/Oの周辺機器との相性やPICのRISC用の言語(多分C言語)のプログラムが上手くいってなかったんじゃないのかなと思います。
、、ちょっとFCUの取り付け注意点から外れてしまいましたが注意点はこんなものかと思います(ホントはもっとありますが最初はこんなものかと、、、)。
もしも手元にFCUがあるなら取り付けにチャレンジしてみてもよいかと思いますのでご参考になれば、、、、、。
それでは良きサバゲーライフを!!