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ハリケーン製 SR47 リカスタム!


本日はハリケーン製のフルコンプリート SR47のリカスタムです。

他のショップ様のフルコンプリートのSR47で10万以上の値段で買ったものだと依頼者様から聞いています。この銃のリカスタムは二丁目で不具合は弾道の乱れ、セミが安定しない、初速が安定しない、ピスクラなどの症状です。ちなみに本体の銃の画像は出しません。本体の画像を出すとどこのショップのコンプリート銃か判ってしまうからです(でもこちら様のショップのカスタムはとても丁寧で良い印象です)。

このSRは陽動部の擦り合わせや調整など手が掛かったコンプリート銃でちゃんと撃てるようにするのにも大変です。ではボルトのSR47を買えば全てが解決かというとそうでもなくてボルトのSRも厄介です。ハリケーン製のSR47は組むのが大変ですがボルトのSR47よりもチャンバーの作りが良いので最終的にはハリケーン製のSR47の方が性能が上になると思います(主に耐久性です)。

SR47のチャンバーです。ボルトと一緒で最中構造となっています。ちゃんと中の加工もされていて丁寧な加工でしたがバレルがガタガタでパッキンも曲がってました。、、なので新たに最中固定用のリングを作ります。またチャンバー自体もバレルをしっかりと固定できるように加工をします。この加工はピストンの打撃による衝撃がチャンバーに伝わりインナーバレルが前に飛び出してエアー漏れを起こさないようにしっかりとインナーバレルをチャンバーに固定するカスタムです。またメカボックスもピストンの打撃で暴れないように加工します(この銃の場合はとても重要です)。インナーバレルの事態の質量も軽くしてブレ防止とチャンバー本体に負荷を掛けないようにします(チャンバーの加工や自作のバレルリングの画像は企業秘密です)。

また、画像で判ると思いますがチャンバーの位置決めの羽にダメージがあります。ここも精度を出します。

ベベルギアの軸受けが外れていました。そしてスパーギアもメカボに触ってしまっています。この症状はベベルとピニオンのシム調整が失敗しているとピニオン歯とスパー歯のバックラッシュクリアランスが保てずにトルクが掛かるとスパーが歪むからですね、、。なのでスパーギアの外周に沿ってところどころに擦り傷があります。もちろん軸受交換とシム調整のやり直しです。どのギアにもモリブデングリスはたっぷりと塗るショップさんなんですね、、。でもベアリングには専用グリスが貼付していない様な気がします(グリスの塗りはとても丁寧でした)。

後はごく普通のマルイと同じレシピで初速は現状は78ms~85MSで安定しなかったのですが(買った当時は93MS出ていたとのこと、、)全ての気密とギアの調整を行い、しっかりとチャンバーとメカボを固定してセンターを取った結果、初速も95MSで安定、当工房オリジナルホップとアキュラシーパッケージで見違えるような性能になりました。50MのターゲットにガンガンBB弾が吸い込まれるように当たります!

ホントはこの後のパーツ類も色々と画像付きでご説明したいのですが他のショップのコンプリトート銃なので自粛します(カスタムはとても丁寧でコンプリート銃ですので多少の不具合はしょうがないのかもしれませんね)。

ボルトのSR47もハリケーン製のSR47もチャンバーに非常に重要な欠点を抱えていますがしっかりと加工とパーツをワンオフすればとても良い性能の銃に生まれ変わります!、、、。皆さんもSR47は如何ですか?!

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