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G28にレトロアームズ製CNCメカボックス組み込み


はい!どうも!

G28のFDEとブラックの2丁を同時にハイサイ33カスタムをおこなっています。

そのうち一丁(ブラック)にレトロアームズのG28 HK416用CNCメカボックスとレトロアームズ製 強化ラックギアピストンを組み込みます!G28にレトロアームズ製メカボックス&最高級ピストン組み込みはレア中のレアだと思いますので(しかもDSGギア仕様)投稿しますね!

、、、それにしても品質、刻印、、、剛性、、、最高です!僕は実銃の事はよく判らないですけども工業製品としてみた場合の目利きはそれなりにあると自負していますがG28が現在(2016年11月)9万円台で手に入ることを考えると買って損は無いと思います(ただし、要調整&バイポットはハリス実物に変更は必須)。

それではレトロアームズをブラックのG28に組み込みましょう!

レトロメカボ、ピストン、ZC製ネオジウムモーター、日本製8mmベアリング軸受け、、、最高の布陣で挑みます!!

組んでみて思ったことはといいますと、、、

①G28用はすべてのクリアランス(タペット幅、シム幅、リターンスプリング稼働域、、、etc)がものすごいタイト!!

②ピニオン軸とベベル軸は”ピタッ”と合う(深さは要調整)

③軸受けはベアリングの径をメカボと合うものを選んで入れるとどんな高負荷なカスタムでも外れることがない(自分のハイサイ46発~67発の高負荷カスタムで実証済み)

④当たり前だけどもレトロ製メカボとピストンは理想の組み合わせ。

⑤タペット稼働域がとてもタイトなのでノズルセンターとチャンバーセンターを一回合わせるとほとんどずれる事がない(技術レベルが高くないと無理ですが、、、)

、、、、、こんなところでしょうか?、、、、ちなみにレトロメカボ組み込みには結構な時間かかりました!、、、DSG仕様で細かい調整が要求されるので苦労しましたよ。

それでは①から解説します。

G28用のメカボのシム調整幅が少なくてしかもピニオンセンターとの調整を考えるとタペットとDSGギアの調整幅が足りなくなります。ギアの特性上回転しているセクターギアはタペット側に寄ります。仮組みでストレスなくタペットもDSGギアも駆動したとしても実際に負荷が掛かった状態で駆動させるとシムとセクター軸が消耗してきた場合、タペットにストレスが掛かりタペットの稼働域に異常が出てしまい極端な初速のバラつきがでます。また、セクター上のシムの径を大きく、薄め(0.3mm以下)のものを重ねて入れてしまうとタペットセクター間クリアランスをシビアに詰めた場合は薄いシムがタペットに当たってしまいシムが微妙に変形して歪んでしまいタペットと擦れてしまって微妙に初速がバラつきます(±2ms)。この銃には”アキュラシーパッケージ”という集弾性を上げるカスタムを施すのでなるべく初速変化は抑えたいのです。ですからセクター上のシムの傷、タペットの傷はスムーズにタペットが動いていない証拠なので傷が付かないまで徹底的に調整を詰めていきます。まあこんな調整は滅多にしないですがレトロのG28用メカボはやるにこした事ないですね。また30発を超えるハイサイではタペットの加工とシム調整はしっかりとやらないと集弾性にもろに影響します。

次に②です。

画像のようにモータータワーの指で指した部分が厚くてピニオンがベベルに届きません。なので加工後取り付けました。

お次はモーターホルダー(?)

ここに関しては採寸完璧でした!レトロアームズのCNC職人さんは優秀ですね。何の加工もいらなかったです(あったらあったでマテリアルが7000系のジュラルミンならお手上げにような気がします、、削るくらいしかできないな、、、)

次に③です。

軸受けベアリングはラジアル軸受けではベアリング球が小さめで8個、球が小さいので耐久性はないですがDSGのセクター回転スピードはサイクルが34発なら半分の17発、、各ギアの慣性モーメントの負荷も17発分の負荷しか掛からないですから全然大丈夫でしょう!ソレよりも軌道輪を厚くできるのでラジアル軸受けの欠点の横方向の剛性が確保できる!しかもベアリング球は8個なので軌道輪の支えも8箇所なんでいいでしょうね!

次は④です。

ピストンレールとピストンの合わせは完璧!、、、というか自分が調整する合わせ方と同じクリアランスでした。なんの加工もいらないかと思います。しかしこのピストンのボディーの素材はなんだろう?ファイバーがすごく多めのプラスティック素材ですよね、、、。とにかく丈夫です。

次は⑤です。

これはvfcのノーマルタペットがいつものように駄目なので社外のものを加工します。つまずきホップを無くすためにノズル前進量を増やす加工をしてグリス溜まり加工、スムージング加工、、、etc、、いつもの加工をします。センターも上下にちょっとだけ誤差があったのでチャンバーベース側を加工して対応しました。X軸は完璧に合っていたの結構楽にできました。

、、とまあ、、結構苦労しました。

あとはレトロ専用のスプリングガイドなので元から入っているガイド止めのネジが合わないために新たにガイド用のネジとアタッチメントを作ったり(実はレトロからガイド専用ネジが売っていた)、、。

日本の規格じゃまず壊れない剛性してるくせにしっかり首に破損防止加工ををしてくるレトロの拘りに感心したり、、、。

そんなこんなで完成したレトロアームズ製メカボックス搭載 G28!!

初速は95~96msで安定。サイクルはZCモーターなので7.4Vで30発くらい。

、、、ギアノイズも少ない良い銃ができました。レトロメカボは普通に組めば多分普通に組めますが徹底的に追いこんでいけばその苦労と技術に答えてくれる通好みのメカボだと感じましたので腕に自身があるチューナーの方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

PS、、、ユニオンワールドのエレベーターで待ち伏せを慣行しました!楽しかったですよ!

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