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ベベルギアについて、、、

はいどうも!、、、、最近はクライタックの銃のカスタム依頼が多くなってきましたね、、。クライタックは部品の精度も良くて外見も良いし、フレームもVFC並にカッチリしてます。中々にカスタムし甲斐のある銃で良いですね!

、、、、そんなこんなで今日は地味にベベルギアについて色々考察していこうと思います。

まずはベベルギアの特徴として、、、、

①、、、電動ガンを構成する3つのギアの中では一番回転数があり、トルク負荷は一番弱いギアです。

②、、、3つのギアで唯一、異なる回転にギア同士を繋いで駆動する。

③、、、一番デリケート&シム調整の影響を受けるギア

、、、、こんなところでしょうか!?

まずは①について、、、、ベベルギアはセクターギアと比べてると質量が小さくモーターの少ないトルクでなるべく沢山回らなければならないギアですね。慣性モーメントも弱いです。なので非常にデリケート、、特にスパーと繋がるギア歯は構造上大きなトルクが掛かると簡単に折れてしまいますね。

次に②なんですがシム調整ではかなり厄介な特徴があります。スパーギアやセクターギアはどのメーカーの物を比べてみても形は似たり寄ったりですがベベルギアは違います。

このギアはキングアームズの純正ギアです。ピニオンに掛かるギアが浅くてギア歯が太いですね!

次にSHSのノーマルベベルギアはというと、、、

このようにピニオンに掛かるギア歯が深く、そして歯が薄いですね(市販品ではこっちの形のベベルギアの方が圧倒的に多いです)。

、、これは何を意味しているのかというとキングアームズのベベルギアの方はシムの調整幅が狭く、ピニオンギアに対する負荷が強いです。また、シム調整を失敗するとギア鳴きが盛大に鳴りますね!、、、、しかし、しっかりと技術があるチューナーが調整すると高負荷のカスタムでもギアクラッシュを起こさずに耐久性も抜群のギアになります。

 次にSHSのギアの方はシム調整の幅は広くてどんなメカボックスでも大体は調整範囲に収まりますしギア鳴きもしません。でも欠点もあって高負荷チューンですと簡単にギア歯が舐めます。また、バックラッシュクリアランスは大きいので軸受に遊びが出てきますと簡単にこれまたギアクラッシュしますね。自分の場合はチューンのレシピによってこの二種類のベベルは使い分けています。あとは最近よく使うロネックスのピニオンは結構曲者なのでベベルギアの選別&シム調整には気を使います。

次に③ですが自分の場合は特に40~60発くらいのウルトラハイサイではかなり気を使います。よく、ハイサイ銃(マルイも含む)で直ぐに壊れた、、、、何て話をよく聞きますよね!?、、、で壊れた銃を開けてみるとベベルギアがクラッシュしていることって多いと思います。原因はシム調整が失敗している可能性ありw、、、、何故かというと3つのギアの内、上下のシム調整がある程度自由にできるのがスパーとセクターギアですがベベルギアだけはピニオンギアの位置で固定しなければなりません。また銃の種類により結構ピニオン軸も暴れたりしますのでそれも考慮に入れて調整をかけなければなりません。これには理由があってモーターの回転体、、すなわちローターは回転質量が凄く大きく、また、モーターのホールド性(特にM4)はどの銃も甘いのでモーター自体が暴れる為です。

また、ベベルの軸回転はスパーと一緒ですがピニオン軸回転は90度違う異なる回転なので特にトルク負荷が大きくなったり(強いピストンを使う)、高回転(高電圧バッテリー使用やカスタムモーター使用)になればなるほど異なる二種類の回転負荷が大きくなるのでベベル自体の回転アライメントが崩れます。

自分もカスタムを始めた頃はハイサイで秒間40発以上のカスタムで耐久性が出せずに苦労した記憶があります。色々突き詰めていくとやっぱりベベルギアの選別やその選別のギアに合ったシム調整をしっかりやらないと耐久性が向上しなかったですね!、、、、ノーマルカスタムなら適当に組んでも壊れる事は無いのですがウルトラハイサイは些細なチューニングでも大きな差が出てきます。

、、、まあ、、、こんなところです!、、、、もっと簡単に説明しようかと思いましたが突き詰めていくと奥が深いですね!ギア関係って!、、、、皆さんもベベルギアに拘ってみても面白いカスタムができるかもしれません。

、、、、それでは楽しいカスタムライフを~~~~!

ちょっと女子力上げたポーズで写ってみました!!

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