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G&G プレデター M4 FCUオミット

はい!どうも!

最近、とても人気でですね!G&G プレデター!

とてもかっこいいですしFCUが付いていて3点バーストも思いのまま!お値段もFCUが付いての値段なら安いと思います。部品もマルイといっしょでパーツ単位で購入できますし、秋葉のG&G専門店”41PX”さんで不具合対応してくれるし、、、とても海外の銃とは思えないアフターの良さで自分は気に入ってます。

、、、がしかし自分のフェースブックでも当工房でもフィールドでも、、いたるところでプレデターの不具合相談を受けるようになりました。ちょっと個人個人に回答するのも大変なのでここで解説しようかな、、、と、、、丁度、プレデターをハイサイ33カスタムにしてとの依頼が2件入ってますのでカスタムがてら解説してみましょう!!

まずはプレデターの中身です。G&G CM16 というG&GのエントリーモデルのM4とほとんど中身一緒です。

軸受はベアリング、スプリングガイドはベアリング付き、ギア、メカボとも精度は抜群です!特にVFCを弄った後だとプラスティックパーツの品質に驚きます。シムもノーマルなので緩めに入ってました。

、、、で何が違うのかというと、、、、

はい!スイッチです。FCUなのでトリガーとカットオフを検知するタクトスイッチ(?)が付いています。ちなみに今回のカスタムはFCUオミットなのでノーマルスイッチに戻しました。他のFCUはここに基盤が集約されていて素子の熱をヒートシンクの代わりにメカボを使って逃がしているFCUやペルチェ素子を使って効率よく温度管理を行っているFCUがあると聞きます。またゼーベック効果を狙ったFCUとかあるのかもしれません。どっちにしろリポの放電能力とモーターの機械的に発生する(劣化も含む)インダクタンスの変化による各素子の廃熱処理にはヒートシンクにメカボを使おうがペルチェ素子使おうがちょっと危なくて強電出身の自分は設計したくないです、、、でも最近のFCUの進化には目を見張るものがありますね~~。

、、でトリガー信号とカットオフの信号がどこに行くかというと、、、、ストック内にあるFCUへと行きます。

ストック内にFCUがあります。初めてじゃないでしょうか?、、、ストックにFCUがある機種って?、、、画像にはないですがコネクターで信号線が嵌る仕組みです。画像の線は右側がバッテリーへ左側がモーターへと繋がってます。因みに使っている素子は海外製なのでさっぱりブロックダイヤグラムも判りません。よって改造もできません。

、、、で次にFCUをよく観察してみましょう!

はい!、、、基板に”G&G ARMAMENT”のロゴが見えます。G&G MG42の電動マガジンのタイマー回路(?)と同じ基板なので完全オリジナルG&G製の基板ですね。それにしても凄い半田の付け方!、、、フラックスの浮き、、、。そして謎のブロックダイヤグラム、、、、。多分基盤が完成してから仕様変更が沢山あったのでしょうね、、、っていうか日本なら設計からやり直すレベルだと思いますが、、、皆さんの意見は??今後のG&Gに期待ですね!、、、何度も言いますが銃の性能自体は素晴らしいですよ!

因みにこっちが温度調整機構付きの半田ゴテ仕様のオール日本製で組んだ基板です。中華製の基板の見分け方は基板色が派手です(赤とか紫)、、、そしてコネクター類が原色系でこれまた派手です。日本製は大体画像の通りで基板色は緑、コネクターは白です、、、、話が横にそれましたね、、、。

、、、、で良く質問受ける不具合なのですがプレデターを7.4Vのバッテリーで運用すると直ぐに撃てなくなる。ショップに相談したら11.1Vのバッテリーを使ってくれとの事、、、じゃあ~11.1Vのバッテリー使うとピスクラした(当たり前)、、、こんな相談が何十件も、、、、、。依頼品のプレデターの一丁は11.1Vで駆動させたら1マグで動かなくなったんで、、、中を開けてみると見事にギアクラッシュとピスクラでした。、、、、なので2丁ともFCUオミットしてハイサイ33カスタムを施工しました。

、、では何故プレデターが直ぐに撃てなくなるかと言いますと原因はFCUにあります。他のFCUと違って一瞬でもバッテリーの電圧が下がると保護回路が働いて作動をストップさせるからですね!、、。なのでショップさんは11.1Vを使ってくださいとアドバイスするみたいです。しかし、11.1Vを使うとサイクルが上ってしまいピスクラです。運よく11.1Vで使っていて不具合出てないユーザー様でも内部ではエライことになっていますので対処しないと危険かと思います。それでは対処方法といたしましては、、、、、

①、、、秋葉原のG&G専門店”41PX”さんに持って行って対策のカスタムしてもらう。

②、、、FCUオミットする、、、または違うFCUを入れる。

③、、、自分で11.1V仕様のハイサイ銃に改造する。

、、、、、の3択でしょうか、、、、①はなんでも他店で買ったプレデターも改造してくれるみたいです。改造は多分ピストンをフルティースにしてセクターギアのカットとスプリング交換でしょうかね、、、、それにしても凄いサービスですね!、、、、、③はある程度の技術がいります。もしくはショップにたのんでしまった方が良いかもです!

①、③ともサイクルは速くなるしセミもキレキレだしとっても良いのですが一つ欠点があります。それは11.1V仕様なのでモーターに負担がかかりますからモーター結構早めに死にます!、、、、また、FCUにも負担がかかりますのでFCUも壊れやすいです(排熱処理もされてないFCUですから)、、、、ここら辺が各ユーザー様がどうするかですね、、、、。

、、、、、で最後の②なのですがここではFCUオミットの方向で話を進めていきたいと思います。オミットするには二か所の改造は必要です。

①、、、FCU用のトリガースイッチを取ってノーマルスイッチと配線一式の取り付け

②、、、セレクタープレートの加工

、、、、です。①は何のメカボの加工なしにノーマル配線そのまま載せる事が出来ます。、、、、で問題はFCU専用のセレクタープレートです。

、、、ではノーマルとFCU専用のセレクタープレートを比べてみましょう!

画像上がFCU専用、下がSHSのノーマルセレクタープレートです。

、、、、見てのお通りでマルで囲った場所、フルポジションでカットオフレバーを跳ね上げる凹みの長さが違います。

これはFCUがノーマルと違いフルのポジションでもセクターの回転を検知し続けるからですね!、、、なので3点バーストもFCUでセクターの回転をカウントしていますので可能です。ノーマルはフルポジションでカットオフレバーを跳ね上げるのでカットオフしません。、、、、、今回はFCUをオミットするのでFCUセレクターでもノーマルと同様赤丸部分を加工してカットオフレバーを跳ね上げないとフルポジションでもセミしか撃てなくなってしまいます。ですので加工します。

こんな感じに加工します(ここから良い具合にヤスリで形を整えます)。可動部分なので青いパーツを自作してはめ込みました。そして2液混合タイプの強力なパテで仕上げます。これでメカニカルに負荷が掛かりますが破損することはないです。

これでオミットの作業は完成です。普通に秒間33発くらいのDSGギア仕様のカスタムガンができました。FCUやメカボが壊れたときの対策を考えると最初からカスタムした方が安上がりかもしれませんね!

、、、、でここで疑問があると思います。

「ノーマルで運用するならノーマルのセレクターを使えば良いんじゃない?」

、、、、という疑問が出てくると思います。わざわざFCUセレクターを加工しなくても、、、と、、、、しかしですね厄介な事にこのセレクターはアンビセレクター用の特殊なセレクターなのでノーマルセレクターが使えません。

形がこんな形してますから、、、

画像はセレクタープレートのセレクターバーのカムが掛かるところです。アンビ用のカムなのでこのようにリムが盛り上がってます。こんなのストレスが強くかかるところなので加工できません!、、、じゃあ、アンビをオミットしてノーマルセレクターバーを付けようとすると今度はレシーバーのバーが嵌る穴の径が違います!アンビのカム用の穴が多きすぎて嵌りません!、、、、、、。しかもクライタック式(スライド式)のようなコストが掛かっても壊れずらい機構のアンビ機構ではなくてVFC系のセレクターカム自体にギア歯が付いてるタイプです。そして設計の甘さからカムのギア歯がセレクターリムに負担をかけるタイプでして、、、、、。ちょっと不安が残りますね~~!

まあ、、、、巷で色々あるプレデターですが自分の工房で2丁ほど(3丁目の予約入りました)DSGカスタムしましたが苦労した甲斐もあって仕上がるととても良いパフォーマンスを発揮します!、、、、あとはユーザー様のプレデターの”愛”次第でしょうかね~~~!

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